

FCR推進工法(鋼管タイプ)
        
    	残念なことじゃが、FCR技師による人間ドック(FCRしゅんせつ・カメラ調査)を受けた結果、身体全体がつぶれていて、アンチエイジング手術をしても回復の見込みのない仲間がいる。
		その場合は、管を壊して、新しい管を作るFCR推進工法という手術を行う。
		推進機を使って古い管を壊しながら、新しい仮設の鋼管を押し込み、そのあと修七郎と同じFCRガラスライナー工法で手術を行うんじゃ。
		この手術方法について紹介しよう。
		
		わしの名前は修八郎。
		人間ドックの結果、アンチエイジング手術でも回復が難しいと判断されてしまった。
		永い間、重い車両・線路を線路下で支えてきたが、このままでは大変な迷惑を掛けてしまう。わしは、FCR推進工法という手術を受けることになった。
		この手術は、わしのボロボロの管を壊しながら、新しい管を挿入していくのだ。
		管は壊れてもわしはまた、新しい管に魂を移して元気に線路の下で鉄道の安全走行を支えていくのじゃ。
        
		
| 【1.推進機設置】 | |
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    立坑内に掘進機を搬入し組立て、埋込アンカー材に推進機を固定し、配管・配線等の設置。 | 
| 【2.鋼管推進】 | |
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    鋼管と内管をセットした二重管を随時溶接により接合し、管路を築造。 | 
| 【3.内管引抜】 | |
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    到達後、刃先および内管を発進立坑へ引抜き回収。 | 
| 【4.推進機撤去】 | |
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    固定材を切断し、推進機を搬出および配管・配線等を解体し撤去。 鋼管のみが残り推進作業を完了。  | 
    
| 【5.FCRガラスライナー】 | |
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    鋼管の内側をFCRガラスライナー。 | 
施工状況
| 推進機設置 | 削進 | 排土 | 鋼管溶接 | |||
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| 方向修正 | 刃先到達 | 内管引抜・推進機撤去 | ![]()  | 
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