FCRライナー工法シリーズについてご説明します。
標準タイプ
- 300m以内に施工車が近接できれば補修可能 - カメラ調査の状況により伏びの補修を行う場合は、FCRライナー工法(標準タイプ)を使用します。 伏び専用補修工法の開発により、下水道用の工法をそのまま利用していた従来の補修での問題点が解決できました。 損傷した伏びをたった1日で補修し、土砂の流入を止め陥没事故の発生を防ぎます。 |
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異径対応
-左右の管径が異なる伏びをそのままの径で補修 - 単線を複線に拡張、あるいは鉄道と並行する道路建設などに伴い、左右の管径が異なる伏びが多数設置されています。 従来の工法では、小さい径に合わせてライニングし、隙間にモルタルを注入し、完成させていました。 左右の管径が異なる伏びをそのままの径で補修できる「FCRライナー工法(異径対応)」を用意しました。 |
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短時間硬化タイプ
- 線路閉鎖間合の中で補修 - 都市圏駅構内の数時間の線路閉鎖間合しかとれない箇所の排水管に侵入水・漏水・変状があり補修を行う場合、 短時間で施工を完了させることは困難でした。 短時間で補修できる「FCRライナー工法(短時間硬化タイプ)」を用意しました。 |
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遠隔対応 短時間硬化タイプ
- 施工車両が300m以内に近接できない伏びの補修 - 補修する伏びの管口まで施工車両が300m以内に近づける場合は、FCRライナー工法(標準タイプ)により施工できます。 しかし、300m以内に近づけない場合は、仮設道路の布設等の大掛かりな事前準備をしなければ施工できませんでした。 施工車両が300m以内に近接できなくても補修できる「FCRライナー工法(遠隔対応 短時間硬化タイプ)」を用意しました。 |
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途中対応
- 伏びの管口から途中までの補修 - 鉄道と道路が並行している場合、横断する伏びの維持・管理責任は、それぞれが管轄する管理責任時範囲に限定されるのが通例です。 しかし、従来の工法では隣接管理者と協議の上で全スパンを補修しており、コストが高くなる場合がありました。 伏びの管口から途中までを補修できる 「FCRライナー工法(途中対応) 」を用意しました。 |
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大口径対応
- 管径φ800以上の伏び、橋梁の補修 - FCRライナー工法(標準タイプ)は伏びの95%を占めている管径φ750までを対象にしています。 しかし、新幹線・在来線の一部にはそれ以上の管径の伏び・橋梁があり、不具合時には大事故につながる可能性がありました。 大口径の伏び・橋梁の補修ができる「FCRライナー工法(大口径対応)」を用意しました。 |
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