FCRライナー工法(短時間硬化タイプ)についてご説明します

FCRライナー工法(短時間硬化タイプ)

―線路閉鎖間合の中で補修―
都市圏駅構内の数時間の線路閉鎖間合しか取れない箇所の排水管に侵入水・漏水・変状があり補修を行う場合、短時間で施工を完了させることは困難でした。
短時間で補修できる「FCRライナー工法(短時間硬化タイプ)」を開発しました。

●特長

1.数時間の線路閉鎖間合いで伏び補修可能。

●施工工程

【1.簡易清掃】
高圧洗浄車で伏び内を簡易清掃します。 高圧洗浄車で伏び内を簡易清掃。
【2.調査】
伏び用カメラで、施工前の伏び内の状態を調査します。 伏び用カメラで、施工前の伏び内の状態を調査。
【3.ライニング材引込み】
FCRライニング材を伏び内に引込みます。 FCRライニング材を伏び内に引込む。
【4.硬化】
FCRライニング材を空気圧で拡張させた後、蒸気を供給し、硬化します。 FCRライニング材を空気圧で拡張させた後、蒸気を供給し、硬化。
【5.管口仕上】
FCRパイプの両側管口を仕上げます。 FCRパイプの両側管口仕上げ。

●仕様

材料断面図

fcrライナー工法 (短時間硬化タイプ)の材料断面図です。内側より、インナーフォイル、ポリエステル繊維 不飽和ポリエステル樹脂層、アウターフォイル、スリップシート、既設伏びです。

仕様

fcrライナー工法(短時間硬化タイプ)の仕様です。

●施工条件

  1. 伏びの長さは15m以下であること。
  2. 施工中の外気温は5℃以上30℃以下を原則とする。
  3. 作業は原則として1箇所2日(夜間)(簡易清掃1日、補修1日)とする。現場状況によっては管口仕上は翌日0.5日(昼間)とする。
  4. 施工車両が300m以内に近づけること。
  5. 管径および呼び材料厚さは下記のとおり。
fcrライナー工法(短時間硬化タイプ)の施工条件です。

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